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学生メンバー|Students

修士課程|Master Students

味⽅ 唯|Yui AJIKATA
卒業論文では、大学の屋外空間を観察し、大学生の滞留行動や学びの行動が生じやすい空間特性を論じた。戦前から存在する4 つの大学を対象に、フィールドワークを通して大学生の居場所の設えを観察し、7つの空間像と「学び」の行為との関係性を明らかにした。都市計画領域には滞留行動を俯瞰的に把握する研究は多いが、行為と空間の質に迫る考現学的手法を取り入れたものである。鳥の目/虫の目を往還しコモンズとしての空間を描出する研究であった。現在は庭園・公園に関する研究を構想中。

飯塚 宙 | Sora IIZUKA
卒業論文では、「にぎわい」を標榜しつつも「座る・立つ・コーヒーを飲む」程度の行為しか想定されない日本の公共空間を批判し、ストリートバスケットという観点から真に「Vibrant」な都市はなにかを追求した。ここでは都市の屋外空間で展開されるストリート・バスケットに着目し、活動場所の全体像や、各々が場所を探索する過程を丁寧に調査し、最終的にストリート・バスケットがつくる界隈性や周辺地域への影響についても論じた。修士論文では、石垣島へ移住してきた人びとのオーラルヒストリー調査により、石垣島の「漂着性」と、漂流する人びとがもちうる「当事者性」を論じた。

